【意志あるところに道はひらける】
『Where there’s a will, there’s a way』
これはアメリカ16代・大統領
リンカーンの言葉(^_^)
『意志あるところに道は開ける』
リンカーンは、
アメリカが北と南に別れ、かたや奴隷解放を叫び、
かたや奴隷がないと困るといっていた中、
「今のままではいけない、この世は矛盾に満ちている」
と言って法律家になろうとしました。
お前が弁護士の試験なんて通るはずがない、
と家族や友人から言われ続けたそうですが、
「私にはなすべきことがある」
と不断の努力で弁護士になりました。
その後、上院議員の選挙に出ましたが
4回続けて落選。
それでもあきらめず、頑張った結果、
5度目に当選して上院議員になったのです。
そして遂にはアメリカの大統領になりました。
アメリカンドリームという言葉がありますが、
泥にまみれた貧しい農村の子が
プレジデントというトップに登り詰めた
アメリカの夢を地でいったのがリンカーン。
今でも大変な人気を博しています。
そんなリンカーンにこんなエピソードが(^_^)
ホワイトハウスのある朝、
急用で大統領を訪ねた秘書が、廊下の片隅で、
しきりに靴を磨いている男を見つけた。
なんとリンカーン。
かねて、「リンカーンは田舎者だ。大統領らしくない」
というウワサを耳にしていた秘書は、
側へ行って小さな声で言った。
「どうか、そのようなことをなさらないでください。
大統領のご身分に、ふさわしくありません。
人に見られると、また、どんな陰口(かげぐち)をたたかれるか分かりませんから。」
すると、リンカーンは微笑を浮かべながら言ったと言います。
「ほう、靴磨きは、そんなに恥ずかしいことなのかね。
悪口を言う者のほうがおかしくないかな。
大統領も、靴磨きも、同じように、
世のため人のために働いているんだ。
私は、世の中に、卑(いや)しい仕事などないと思っている。
ただし、心の卑しい人はいるがね。。
それは、大いに恥ずべきだよ」
信念のある人の発言は違いますね(^_^)
その人が、日々、どんな心(意志)で行動しているか。
出世の本懐(人間に生まれてきた目的)がハッキリしている人は、
勉強も仕事も健康管理もこのためだ、
とすべての行為が意味を持ち、心から充実した人生になるでしょう。
病気がつらくても、人間関係に落ち込んでも、
競争にやぶれても、
「大目的を果たすため、乗り越えなければ!」
と生きる力が湧いてくるのです。
正しい指針が心にあれば、
おかしなことを言う者にも動じません。
心に大事な支柱を築くことこそ、
大切なのではないでしょうか(^_^)